矯正歯科

見た目と機能性を改善させる「矯正歯科治療」

見た目と機能性を改善させる「矯正歯科治療」歯並びや噛み合わせの乱れは、見た目だけでなく、発音や咀嚼機能、さらには全身の健康にも影響を及ぼします。当院では、矯正治療を通じて、単に歯を整えるだけでなく、正しい噛み合わせを実現し、長期的に快適な口腔環境を維持することを目指しています。
美しい歯並びは自信につながるだけでなく、むし歯や歯周病のリスクを軽減し、将来的な健康管理の負担を軽くすることにもつながります。

矯正治療に年齢制限はありません

矯正治療は子どもが受けるものと思われがちですが、実際には年齢に関係なく治療を受けることが可能です。
成長期の子どもはもちろん、大人になってからでも歯や歯ぐき、骨の健康状態が良好であれば、矯正治療を行うことができます。特に近年は、成人の矯正希望者が増えており、40代・50代から治療を開始される方も少なくありません。大人の矯正治療では、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの改善や歯の寿命を延ばす効果も期待できます。

当院の矯正治療の特徴

日本矯正歯科学会認定医が在籍

矯正治療は、高度な専門知識と技術が求められる分野です。当院では、日本矯正歯科学会認定医が在籍しており、精密な診断と計画的な治療をご提供しています。患者様一人ひとりの歯並びや噛み合わせ、骨格の状態をしっかりと分析し、最適な治療プランをご提案いたします。

矯正中も気にならない 目立ちにくい矯正をご用意

矯正治療と聞くと金属のワイヤーを想像される方も多いかもしれませんが、現在では目立ちにくい装置も多数あります。当院では、透明なマウスピース型矯正装置(インビザライン)や白いセラミックブラケットなど、ライフスタイルに合わせた矯正治療を提供しています。
また、前歯だけを整える部分矯正や、難症例にも対応できるインプラント矯正など、幅広い選択肢をご用意しています。矯正期間や費用、見た目などを考慮し、患者様に最適な治療方法をご提案いたします。

口腔内スキャナーを用いた矯正治療

当院では、口腔内スキャナーを活用した精密な矯正治療を行っています。従来のシリコン印象材を使った型取りと異なり、スキャナーを用いることで短時間で快適に歯型を記録できます。
取得したデータをもとに、歯の動きをシミュレーションし、治療の過程や仕上がりを事前に確認することが可能です。より正確な治療計画を立てることで、患者様に合った無駄のない矯正治療を提供します。

矯正治療を行うメリット

見た目のコンプレックスの解消

歯並びが気になることで、人前で笑うのをためらったり、口元を隠す癖がついてしまう方も少なくありません。矯正治療を受けることで、歯並びの乱れによるコンプレックスを解消し、自然な笑顔を取り戻すことができます。

むし歯や歯周病の予防へ繋がる

歯並びが整うと、歯と歯の間に食べ物が詰まりにくくなり、歯ブラシやデンタルフロスがしっかり届くため、むし歯や歯周病のリスクを軽減できます。
特に、歯が重なっている部分(叢生)は磨き残しが多くなりやすいため、矯正治療によって歯並びを整えることで、お口の健康を維持しやすくなります。当院では、矯正治療と併せて適切なブラッシング指導も行い、治療後も清潔な口腔環境を保てるようサポートいたします。

噛み合わせが整うことで、正しく噛めるようになります

噛み合わせが悪いと、特定の歯に負担がかかり、食べ物をしっかり噛めずに消化器官にも負担をかけることがあります。矯正治療で上下の歯が適切に噛み合うようになると、食事時に均等に力がかかり、胃腸への負担を軽減できます。また、歯ぎしりや顎関節への負担も軽減し、口腔全体のバランスを整えることができます。

全身の健康にも良い影響を与えます

歯並びや噛み合わせが悪いと、筋肉や顎関節に負担がかかり、頭痛や肩こり、めまいを引き起こすことがあります。噛むことで唾液が分泌され、むし歯の予防や細菌の洗浄が助けられます。また、噛むことは脳を活性化し、認知症予防にもつながります。矯正治療は、歯並びだけでなく全身の健康にも良い影響を与えます。

矯正治療が必要な歯並び

叢生

叢生歯がデコボコに生えている状態で、「乱ぐい歯」とも呼ばれます。顎のスペースが足りずに歯が重なって生えてしまうため、歯磨きが難しく、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。

開咬

開咬奥歯を噛み合わせたときに、前歯が閉じずに隙間が空いてしまう状態です。前歯で食べ物を噛み切ることが難しく、発音にも影響を及ぼすことがあります。

空隙歯列

歯と歯の間に隙間がある状態で、「すきっ歯」とも呼ばれます。先天的に歯の本数が少ない場合や、顎が大きい場合に起こりやすいです。見た目が気になるだけでなく、発音に影響を与えることもあります。

上顎前突

上の前歯が大きく前に突き出している状態で、「出っ歯」とも呼ばれます。口が閉じにくく、口呼吸になりやすいため、口腔内が乾燥し、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。

下顎前突

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態で、「受け口」とも呼ばれます。噛み合わせが合わず、食べ物をしっかり噛むことが難しいだけでなく、発音にも影響を与えます。

過蓋咬合

噛み合わせが深く、上の前歯が下の前歯を大きく覆ってしまう状態です。下の歯が上の歯茎を傷つけることがあり、顎関節にも負担がかかりやすくなります。

良い歯並びの基準

良い歯並びとは、見た目の美しさだけではなく、機能的にも正しい噛み合わせが実現されている状態を指します。噛み合わせが適切であると、上下の歯が2~3mm重なり、中央の歯のラインが揃っています。また、上下の歯が互いに1本につき2本で支え合う形になることで、均等な噛み合わせとなり、歯や顎への負担が最小限に抑えられます。当院では、患者様の歯並びを診断し、最適な矯正治療をご提案いたします。

当院で行っている矯正治療

インビザライン(マウスピース型矯正装置)

インビザライン(マウスピース型矯正装置)当院では、目立たず快適に歯並びを整えたいと考えている方のために、インビザライン(マウスピース型矯正装置)を導入しております。透明なマウスピースを使用するため、装置が目立ちにくく、矯正中でも周囲に気づかれにくいのが特徴です。さらに、取り外し可能なため食事や歯磨きがしやすく、従来のワイヤー矯正と比べてストレスが少ない治療法です。

インビザラインの特徴

透明で目立ちにくいデザイン

インビザライン(マウスピース型矯正装置)の最大の特長は、装置が透明であることです。従来のワイヤー矯正のように金属の装置が目立つことがなく、装着していてもほとんど気づかれません。接客業や営業職など、人と接する機会が多い方にもおすすめです。

金属を使用しないため、口内トラブルが少ない

ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーが口の粘膜に当たり、口内炎ができやすいというデメリットがありました。しかし、インビザライン(マウスピース型矯正装置)は金属を使用しないため、口内を傷つける心配がありません。また、ワイヤーの破損や装置が外れるといったトラブルもなく、安心して治療を進めることができます。

矯正中も口腔ケアがしやすく、むし歯・歯周病のリスクを軽減

ワイヤー矯正では、装置の周りに汚れがたまりやすく、歯磨きが難しくなることがあります。しかし、インビザライン(マウスピース型矯正装置)は取り外しができるため、普段通りの歯磨きやデンタルフロスが可能です。装置の影響で清掃性が悪くなることがないため、矯正中のむし歯や歯周病のリスクを軽減できます。

食事制限がないため、好きなものを楽しめる

ワイヤー矯正では、装置が破損するリスクがあるため、硬いものや粘着性のある食べ物を避ける必要があります。しかし、インビザライン(マウスピース型矯正装置)は食事の際にマウスピースを取り外せるため、特に食事制限はありません。矯正期間中も普段通りの食事を楽しめる点は、大きなメリットのひとつです。

痛みが少なく、快適に治療を進められる

ワイヤー矯正では、調整のたびに強い力がかかるため、痛みを伴うことが多くあります。一方、インビザライン(マウスピース型矯正装置)は1枚のマウスピースで動かす歯の距離が約0.25mmと少しずつ動かしていくため、痛みが最小限に抑えられます。新しいマウスピースに交換した直後は多少の違和感を感じることがありますが、ワイヤー矯正ほど強い痛みを感じることはほとんどありません。

3Dシミュレーションで治療計画が可視化できる

当院では、口腔内3Dスキャナーを使用し、治療前にシミュレーションを行うことができます。矯正開始前に、歯並びの変化を3Dアニメーションで確認できるため、治療のイメージをしっかり持ったうえで進めることができます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正インビザライン(マウスピース型矯正装置)が適さないケースや、より精密な歯の移動が必要な場合には、ワイヤー矯正(ブラケット矯正)が適しています。ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を適切な位置へ移動させる矯正治療です。ワイヤー矯正は、軽度の歯並びの乱れから、重度の噛み合わせの不正まで幅広い症例に対応できる治療法です。「大きな歯の移動」や「顎の成長を伴う矯正」にも対応可能です。
ワイヤー矯正では、歯を細かく調整しながら移動させることができるため、精密な歯並びの改善が可能です。特に、噛み合わせの調整が必要なケースでは、ワイヤー矯正の方が適していることがあります。

審美ブラケット(クリアブラケット、セラミックブラケット)

矯正治療を考えている方の中には、「装置が目立つのが気になる」「できるだけ自然な見た目で矯正したい」といったお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。当院では、そのような方のために、目立ちにくい「審美ブラケット」をご用意しております。

クリアブラケット

クリアブラケットは透明なプラスチック素材で作られた矯正装置です。金属ブラケットに比べて目立ちにくく、歯の色に調和しやすいため、自然な見た目を保つことができます。装着していても周囲から目立ちにくいため、見た目に配慮したい方におすすめです。

セラミックブラケット

セラミックブラケットは歯科用のセラミック素材で作られ、歯の色調や光沢、質感に非常に近い特徴があります。装置が目立ちにくく、審美性を重視する方に最適です。装着していても装置をつけていることが分かりにくく、より自然な仕上がりを望む方にぴったりの選択肢です。