虫歯や歯周病は生活習慣と関わりがあります
虫歯や歯周病は、毎日の生活習慣によって発症や進行することがあり、生活習慣病ともいわれています。つまり、ふだんの生活習慣を改善すれば、虫歯や歯周病をある程度予防することができるのです。
こちらでは、練馬区大泉学園の歯医者、北園ゆり歯科クリニックが、虫歯や歯周病と関わりの深い生活習慣についてご説明します。病気にかかってしまってから治すのではなく、虫歯や歯周病にかかりにくい生活習慣に改善するようにしましょう。
虫歯や歯周病になりやすい生活習慣
皆様はふだんどのような生活を送っていますか? 次のような生活習慣のある方は、虫歯や歯周病にかかりやすい危険があります。
偏った食生活 | 糖分の多い食べ物は虫歯の大好物です。バランスよく栄養をとらないと、病気に対する抵抗力も弱くなってしまいます。 |
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喫煙 | 喫煙は血の流れを悪くし、歯周病を悪化させる原因になります。 |
ストレス | 精神的なストレスはからだの抵抗力や免疫力を低下させます。 |
睡眠不足 | 睡眠不足で生活リズムが乱れると、体調を崩しやすくなり免疫力が低下します。 |
運動不足 | 歯周病はメタボリックシンドロームとも大きく関わりがあります。適度な運動で菌に対する抵抗力をつける必要があります。 |
虫歯を防ぐ生活習慣
定期的に歯のクリーニングをしたり、虫歯予防のフッ素を歯に塗布していても、虫歯になりやすい生活習慣を送っていては意味がありません。虫歯を予防するために、次のような生活習慣を心がけましょう。
食後のブラッシング
食事をすると、お口の中は虫歯菌が活発に動きやすい酸性状態に傾きます。とくに食後10分以内に虫歯菌の活動が活発になるので、そのタイミングでブラッシングするとよいでしょう。小さなお子様の場合は、親御様がしっかりと仕上げ磨きをしてあげてください。
ダラダラ食べをしない
時間を決めずにダラダラ食べているとなかなかブラッシングできません。特に甘いものを食べ続けると、お口の中の酸性状態が続き、虫歯菌のすみかとなってしまいます。食事や間食は時間を決めて食べるようにしましょう。
夕飯は寝る2時間前にはすませる
お口の中の酸性は唾液によっても中和されます。しかし眠っている間は、あまり唾液は出ません。つまり食べてからすぐ寝ると唾液があまり出ないので、お口の中は酸性状態、つまり虫歯になりやすい状態が続いてしまうのです。食後2時間くらいしてから眠るとよいでしょう。